富山の置き薬
昔、私のおばあさんのうちへ遊びに行くと置き薬というのがあって、年に1回くらいだったろうか、富山から薬売りのおじさんが来て、使った分を補充したり無いものを追加したりしていた。
とても温厚なひとがらのおじさんがやさしい口ぶりで話しておられたのが今でも思い浮かぶ。
最近は、そんな姿も見かけないが、まだそのような業態も残っているようだ。
話は変るが、近年何の商売においても店舗が大型化し、郊外型ショッピング・センターなどの進出により、ローカルの店舗の経営が苦しくなって廃業する商店も多くなっているが、車を持たない、あるいは車の運転ができないお年寄りをサポートするローカルな店舗も地域社会には必要だろう。
老人ホームや老人医療の必要性はどんどん高くなるが、それだけでなく自分一人でがんばって生活しているお年寄りを大切にするローカルのお店が今まで以上に重要になってくるだろう。
アメリカのように自動車がなければ生活できない国で、低所得な人々や体の不自由な人々はどうやって暮らしているのだろうか? それと比べると日本はいい国だ。小さなお店も知恵をだしてがんばってほしい。
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